41.退屈な日
翔(595pt)→ももか(只野) 「でさ、おれ、そいつに言ってやったんだよ。男だったらはっきりしろやって」
ももか(只野)→翔(595pt) 「うんうん、それで!?」
翔(560pt)→ももか(只野) 「それで横にあったイス蹴りあげてやったらよ、イスがしょうぎ倒しになってそいつに当たったんだよ」
ももか(只野)→翔(560pt) 「うわー!つよいね。何だかかっこいい!」
翔(490pt)→ももか(只野) 「それでそいつらの仲間が立ち上がってよ。5、6人ぐらい。俺らは3人でよ、もうボコボコ。ボトルは割れるわ、仲間も血まみれでさ」
ももか(只野)→翔(455pt) 「チョー強いね。スゴすぎ!?わたしがいたら失神しちゃうかも~」
いい気分にさせれば、客も気前よく返事を返してくれるわけで、
実際こう書いてるのが、相手もよろこんでくれてるものとだと、そう考える客観的なわたしがいて、
ガキっぽいな~とか、
そんなの蛮勇だよとか匹夫の勇だよとか、
そう考える純粋なわたしもいる。
翔(350pt)→ももか(只野) 「で、帰りぎわにいってやったんだよ。ここのマスターに免じて許してやらあって」
この客(翔さん)を軽く見てしまったのか、だんだん相手にするのが面倒くさくなって、ついうっかり演じるのを忘れて、
ももか(只野)→翔(315pt) 「でもね、戦争を始めるのは小さな銃の一発からでもはじめられるが、戦争を止めるのは、大物政治家でも難しいって意味のことばがあるよ?争いをとめるほうが大物なんだよ?」
とか、つい素の自分の意見を書いて送ってしまったり。
それで、「ノリ悪りぃな~」みたいな返事が返ってくるかなって思っていたら
翔(280pt)→ももか(只野) 「そういう言葉とか、どうすれば言えるようになるの?会って話とか、つきあったりとかできないかなあ?」
あら意外。
ももか(只野)→翔(280pt) 「本よんだり日頃からそう考えるように習慣つけたら?わたしにはまだ翔がどんな人かわからないよ?」
翔(245pt)→ももか(只野) 「ちゃかさないで教えてよ!正直いうと、もうガキは卒業したいんだよ!」
ももか(只野)→翔(245pt) 「うぅ~ん、わかった。でも急に会うのはコワいし、この後しばらくメールしてみて、翔がいい人だってわかったらでていくことにするよ。いい?」
授業料は、ちょっと高いぞ。
翔(210pt)→ももか(只野) 「ええー!でもポイント代が…しばらくってどれくらいしばらくかな…」
でも、もうガキは卒業したいと、
そうひらめいたとき、すでに少し卒業したのでは?
なんて。