汝の名は、男② | 携帯男

汝の名は、男②

ゆりこ(只野)→まーちゃん(255pt) 「弟と妹がいるんだね。妹ってかわいい?」


まーちゃん(220pt)→ゆりこ(只野) 「やっぱり兄だからね。そういう意味ではかわいいよ。子供のころ工事現場やらに落ちてる空きビン拾ってお金に変えてママゴトのおもちゃ買ってあげたことがあった」


ゆりこ(只野)→まーちゃん(220pt) 「いいねぇ、まーちゃんがそうしてあげたこと、妹はたぶんずっと覚えてるよ」


(田舎って物がないからなぁ…。)
わたしには兄が一人いる。彼に聞かせてあげたい。


まーちゃん(110pt)→ゆりこ(只野) 「ゆりこが入院してるの、ある意味いいかなっておもってる」


ゆりこ(只野)→まーちゃん(110pt) 「どうしてそう思うの?」


まーちゃん(75pt)→ゆりこ(只野) 「今の自分に自信がないから!仕事の内容とかもそう。自分だけじゃなくてゆりこも早く健康になるって目標があるし、いっしょに目標もってってるなって感じもするし。ゆりこに早く自信もって会いにいけるようになりたい」


ゆりこ(只野)→まーちゃん(75pt) 「肩書きもったら自信もつんじゃなくて、今のしごとを自信もってやったら?」


まーちゃん(40pt)→ゆりこ(只野) 「そうはいかない。やっぱり成功しないと本当の自信にはならないよ。男は。」


大富豪をすてて、何もない男のところへ走る女のストーリーって、映画でも小説でも結構あると思うんだけどなぁ…


いいカッコ、してみたいのかな?愛する人のまえで。
それとも軽く見られると嫌われてしまうと考えちゃうのかな?


チミまでそんなこだわり、もつんだね。まーちゃん。


まーちゃん(5pt)→ゆりこ(只野) 「本当に、今の自分に点数つけるとしたら10点か20点だ。本当はゆりこにも母さんにも合わせる顔がない」


何ももたなくても、顔をあわせにいってあげるだけで喜ぶとおもうけどなあ。普通の女は。サクラ以外は(笑)。


そんな成功より、今悩んだり苦しんだりしてることを悲しむと思うよ。お母さんは。

はげましてあげようと思った。


ゆりこ(只野)→まーちゃん(5pt) 「この子のためならできないことはないと、生まれたばかりのあなたを抱いた時、そんな気がしたの。どこで何をしてるあなたにも変わらない愛情を注ぐことくらい、できないはずはない。まーが生きてるだけで100点だからね。天国のお母さんより」


送ったあと、少し考えた。


(ひょっとしたらお母さんの話は、タブーっていうか聖域だったかな?下手にこの話題で書くんじゃなかったな…。もう出しちゃったし、ま、いいか。)


怒ったのか、返事がこない ―――

…と思ったら送ってくるだけのポイントが無いようだった。